アートバッグ・ピース・プロジェクトの事業目的と事業内容です。
事業目的
本団体の代表者である梅川は長崎市平和町で生まれ育ち、常に「平和と原爆」について考えています。昨年公開された「長崎の郵便配達」の公開に偶然関わる機会があり、監督の川瀬監督や主演のI・タウンゼントさんと繋がることが出来ました。この梅川個人の経験と、本団体のコンセプトである「色々な障がい者支援施設や団体が協力して一つの物を作る。」というアイデアを組み合わせ、障がい者の方々の才能と創造力を活かして、紙袋という形で平和のメッセージを広めることで社会全体に平和の意識を高める事が出来ないかと考えました。
障がいが有る方々や、その関係者の方々は、災害や有事が起こった時に避難をする場合、非常に困難を極めます。
又、戦争により障がい者となる場合も有ります。
「障がいが有る方々が自分の好きな絵を描き、それを他の事業所が印刷し紙袋にできる世界」・・・これこそ、平和な世界だと思います。
具体的には様々な人々が協力し相互理解しながら作った紙袋を通じて、再び平和について考えるきっかけとなる事を目指しています。
この事業により平和につながる人々の意識を喚起する事が目的です。
事業内容
障がい者の方々が作る平和をテーマとしたアート作品を活用して紙袋製作を行い、爆心地公園などで無料配布する事で平和に関する啓発活動を展開します。
【具体的事業内容】
1.障がい者の方に「平和」をテーマとしたアート作品(絵画)の制作を依頼します。
2.制作されたアート作品は、障がい者支援事業所で印刷され、その印刷物を別の障がい者支援事業所で紙袋に仕上げます。
3.上記の手順を経て完成した紙袋には、紙袋が作られた経緯や平和との関わりについて記載したチラシと共に、協力してくださった障がい者支援事業所や団体の情報を添えます。
4.こららの紙袋とチラシを一緒に、爆心地公園や平和公園、原爆資料館などの「戦争と平和に関する公園や施設」で訪れる観光客や市民、県民の方々や、福祉や平和に関するイベントに参加して、無料配布します。